WordPress2.8日本語版がリリース
- 2009-06-12
- WordPress
WordPress2.8日本語版がリリースされました。2.7にコルトレーンという名前がついていたように、2.8には「ベイカー」という名前が付けられています。管理画面の見た目はあまり変化がありませんが、全体的なスピード改善など、2.7を更に完成系に近づけてバグを取り除いたという感じになっているようです。
WordPress 2.8日本語版リリースのお知らせ – WordPress | 日本語
2.8を使って最初に気づくのは、ちょっとした変更があちこちに見受けられる以外には、見た目には2.7ととても似た感じだということです。しかし、よく見てみるとその変更点に気づくでしょう。
というように、見た目は2.7とほぼ一緒ですが、細かい箇所が変わってます。一番わかりやすい部分が、テーマを色々な条件で検索してすぐに追加できる点。
カラー、カラム数、サイズ、機能、題材から希望の条件をチェックして検索。そのまま管理画面にヒットしたテーマがサムネイルで表示されます。また、おすすめや最新テーマもレスポンスよく表示されるので、無料ブログサービスのように、気分によって色々なテーマが簡単に楽しめます。
また、ウィジェットが使いやすくなっているので、テーマのカスタマイズに慣れていない人でも、簡単にカスタマイズを楽しめるようになっています。中上級者はテーマ・プラグインの編集がとても見やすくなり、関数名を参照できるようになっているのが嬉しいですね。ほかにも色々な点が変更されているので、アップデートして確認してみて下さい。
アップデートの手順
2008/6/15追記
先日リリースしました WordPress 2.8 への自動アップグレードの際に、サーバー上のファイルが削除される現象が報告されています。報告によると、この問題が発生した場合にはサーバー上の WordPress 以外のファイルも削除されるとのことです。
2.8にバグがあるらしく、修正されるまでは自動アップデートは行わず、手動でアップデートを行って下さい。手動でのアップデート手順は以下になります。
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通常は自動アップデートで大丈夫かと思いますが、サーバーの関係で使えない場合や手動の方が安心できるという場合は、以下の方法でアップデートを行います。何かあった時のために、できればデータベースのバックアップもとっておくと安心です。
- 記事をエクスポートし、サイト全体のフォルダをバックアップ
- 使用プラグインを無効化
- wp-content内のテーマ、プラグイン以外、全てのファイルを上書き
- wp-admin/upgrade.php にアクセスして実行
- プラグインを有効化