モバイルSuicaを携帯で使う
- 2008-04-13
- モバイル
何の説明も見ないでとりあえずダウンロードしたモバイルSuica。ビューカードじゃないので年会費1,000円を支払いましたが、北海道ではいまのところ全く使えないことが判明。ただ、将来は使えるかもしれないので調べてみる。
電車は滅多に乗らないもんで、JRというのは全国一緒なんだと思ってました。北海道はJR北海道という独立した組織なんですね。ということで、モバイルSuicaは使えませんが、東京にもちょくちょく行ったりすると思うのでどんなものか見ていきたいと思います。
モバイルSuicaとは
Suicaの携帯アプリ版。Suicaと同じ機能がおサイフケータイに追加されるという考えで大丈夫です。電車や新幹線の利便性が格段にアップするので、対応地域にお住まいの方は導入を検討してもいいと思います。PASMO・ICOCA・TOICAエリアとも相互利用可能。
モバイルSuicaには普通の会員とEasyモバイルSuica会員の二種類があります。Easyの方はクレジットカードによるチャージができません。ほかに、定期券・Suicaグリーン券・モバイルSuica特急券・JR東海「EX-ICサービス」・再発行が利用不可です。
普通会員の場合はクレジットカードの登録が必要。ビューカードの場合は年会費無料ですが、他のクレジットカードだと年会費1,000円が必要です。JCB、VISA、MasterCard、American Express、Diners Club、JR東海エクスプレス・カードに対応しているので、クレジットカードを持っている人だったら問題ないと思います。
機種変の場合はショップなどで本体の手続きをする前に、モバイルSuicaの機種変更手続きを行う必要があります。詳しくはこちらをご覧下さい。
そのほか、主な使用方法はモバイルSuicaの利用方法をご覧下さい。モバイルSuica特急券では普通に切符を購入するよりも安く買えたりなど、手間や価格面でもお得になることが多数ありますよ。
モバイルSuicaが使える場所など
一回のチャージ(入金)上限 : 10,000円
チャージ限度額 : 20,000円まで
- チャージ方法
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- クレジット・ビューカード
- 銀行(みずほ・三井住友・三菱東京UFJのみ)
- 現金(NEWDAYS・ファミリーマート・ミニストップ・イオン)の一部
- 貯まったポイントを交換
- マイル
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- ANAマイルからSuicaへ
- 使えるエリア※
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- 首都圏エリア
- 仙台エリア
- 新潟エリア
- TOICAエリア
- ICOCAエリア
- 交通機関
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- 東日本旅客鉄道
- 埼玉新都市交通
- 東京モノレール
- 東京臨海高速鉄道
- ジェイアールバス関東
- PASMO導入の電車とバス
- その他(関東)
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- Yahoo!ショッピング
- ケンコーコム
- えきねっとShopping
- ゲームオン
- スクウェア・エニックス e-STORE
- KIOSK
- ファミリーマート
- スリーエフ
- NEWDAYS
- ジョナサン
- 洋服の青山
- アパホテル
- ホテルメッツ
- ホテルメトロポリタン
※エリアをまたいでの使用はできません。(例:東京駅からSuicaを利用して乗車し、仙台駅でSuicaを利用して下車する、など)
北海道の現状
札幌に住んでいるので、北海道が今後どうなるかもちょっと調べてみました。
まず、JR北海道が20年秋にKitaca(キタカ)というICカードを導入します。導入エリアは、札幌経済新聞によると
函館本線の小樽~札幌~岩見沢、千歳線の札幌~新千歳空港~苫小牧、学園都市線の札幌~北海道医療大学の無人駅を含む札幌圏55駅。
そして、札幌市営地下鉄が21年1月にSAPICA(サピカ)というICカードを導入。こちらは将来的にはバスとの共有を目指すという。
この二つのICカード、いずれ共有化を目指すということで協議をしていますが、色々な理由で難航しているようで、いつになるかは全く目処が立っていない状態です。更にモバイルSuicaとの共有も構想には入っていますが、まずは独自でのテスト~運用が最優先なのでいつになるやら。
電車も地下鉄もほとんど乗らないので詳しくはわからないですが、これだと定期券やウイズユーカード(だっけかな?)を買うのと手間は一緒な気がするんですが・・・。共有化はどうでもいいから、とりあえずSuicaをどちらでも使えるようにしてくれと思うのは自分だけではないハズ。今後の動向を見守りましょう。