Logicool(ロジクール) イルミネートキーボード CZ-900
- 2008-12-05
- 周辺機器
Logicool(ロジクール)のイルミネートキーボード、CZ-900をウェーブキーボード MK-1000の代わりに購入してみました。ペッタリとした薄型でキーボードが光るおされさん。はたして使い心地はいかに。
以前からロジクールの薄型キーボードには興味があったんですが、ことごとくワイヤレスだったので見送っていましたが、やっと今回、USB接続タイプが発売。しかもキーが光るというイルミネートキーボードということで購入してみました。
薄いというのはデザイン的に優れているんですが、使い心地的にはどうなんだろう・・・ということで、色々と細かく見ていきたいと思います。
イルミネートキーボード CZ-900の画像や使い心地
横から見るとよくわかりますが、本当に薄い。上部とサイドは透明のプラスチックになっており、本体全体がゆるいカーブ状になっていて、インテリアとして見ても優秀だと思います。「かな表示」が無いのも、スッキリ見えていいですね。
パームレスト部分はゴムじゃないんだけど、触りごこちはサラサラとゴムのような感触。汚れが付着してたまに気になる時があるけど、ゴシゴシ擦れば消えます。爪など硬い物で引っかきでもしない限り、傷が付くこともなさそうです。
イルミの色はホワイトでFキーのアイコン部分だけオレンジに光ります。
キーの照度は右上の電球キーで3段階+消灯の範囲で調節可能。最大照度でもビカビカと下品に光るわけじゃなく、程良い明るさなので頻繁に調節する必要はないかなぁと思います。
スペースやALTの並びだけ、丸みをつけられて他のキーより一段高くなっています。確かにこの部分のキーが他と同じ高さだと押しにくいので、これは正解ですね。
ちょっとわかりずらいですが、キーストロークの深さはそれなりに確保されています。
打ちやすさや感覚の好みは人それぞれなのですが、個人的には今まで使ったキーボードの中で一番打ちやすい。打鍵している感覚がしっかりと指に伝わり、ガンガン長文を打ちたい衝動にかられます。
打鍵感がしっかりとしているかわりに、ハードタイピングの人はそれなりの音がします。とはいえ、カタカタというストロークの深いタイプよりは全然小さな音なので、それほど気になるレベルではないかもしれません。
CAPS LOCKやNUM LOCKがオンになると、パームレスト上部の黒帯部分が光ります。ここだけ黒い半透明の素材でできているので、超神経質な人は指紋が気になるかもしれません。
底面の左右には角度調整するチルト足が付いています。ただ、角度は一段階しか変わらず、それほど傾斜がつく高さにはならないので、利用する機会は少ないでしょうね。写真を撮るまで付いているのが気づかなかったほどですし。
ウェーブキーボード MK-1000との比較。写真で見るとあまりよくわかりませんが、MK-1000は高さがあるので、CZ-900の方が一回り以上小さい感覚。デスクスペースもかなり広がりました。ただ、軽さはMK-1000の方が全然軽いです。
イルミネートキーボード CZ-900の総評
デザインや使い心地など、全体的にはかなり満足度の高いキーボードです。今使っているキーボードが明日壊れたとしても、また同じ物を購入すると思います。それほど個人的には気に入りました。
ただし、個人的な使用環境ではとても使いやすいですが、使う人によっては薄すぎて手首が痛くなったり、肩がこるという人もいるかもしれません。低反発素材などでできている手首をサポートするグッズは、手首の位置が高くなりすぎて、このキーボードでは工夫をしないと使えないと思います。そういう部分に不安がある場合は、現物をよくみてから検討する必要があります。
あと、Logicool(ロジクール)製品に必ず付属している設定管理のソフト、SetPointですが、マウスとバージョンが違うのか一括管理ができないようです。そもそも一括管理が出来るようになっているのか謎ですが。ロジクール製品を購入する度にSetPointには納得いかない部分が多いので、ソフトもしっかりと作りこんで欲しいところです。