BUFFALO(バッファロー) 地デジチューナー DTV-S110を購入
- 2011-08-16
- DAILY
このブログを更新しなくなってから1年以上経ちますが、その間にアナログ放送が地デジに移行するという歴史的な出来事がありました。地デジカ君(ちゃん)の活躍で、世の中のご家庭では地デジ移行率がかなり進んだらしいですが、ウチのリビングでは、相変わらず32型の真っ黒なデカイ箱が頑張っています。その箱を見ているのは主に犬ですが。
この時のために地デジチューナー搭載パソコンを購入していたので、リビングにテレビがなくても自分は全く不自由しないのです。世界ふれあい街歩き、THE世界遺産、世界ふしぎ発見、世界の果てまでイッテQ!。この世界4大番組が見れて、心の中で今日も綺麗だねとつぶやく数人の女性タレントが映ってくれればそれでいいのです。しかし、ご飯を食べている時くらいは何でもいいのでガヤガヤ音が欲しいと思うわけです。シーンと静まり返って物音ひとつしない中、一人カチャカチャとご飯を食べている姿を想像するだけで泣けてきます。
リビングのテレビは、エコポイント狙いでみんなが買い換える中、移行寸前にはもっと値下がるだろうと思ってそのままにしていました。案の上、今では機種さえ拘らなければ32型が3~5万円台と超お手ごろ価格になってきたので、買おうと思えば今すぐにでも手が出る範囲。
しかし、買い換えるのに躊躇するのが、このデカイ箱を捨てる労力です。一人ではとても運べないので誰かに頼むしかないのですが、いい歳して友達の少ない自分は「ちょっとさー、テレビ捨てるから今から手伝ってくんない?」とは、なかなか気軽に言えません。業者に頼むとウン千円取られるし、そもそも業者ってなんだよ…とか色々考えているうちに、買い換えるのがとても面倒になってきました。
エコエコ言われるこのご時勢、買い換えるのも一種のエコとは言うものの、まだ使えるモノを捨てて普段は犬しか見ていないモノにお金を出すのもどうなんだろと思い、とりあえず安い地デジチューナーを購入することに決めました。
(※チューナーを買ってから、ケーブルテレビが通っているマンションでは2015年3月末まで映ることを知って愕然とします。これって国をあげた映らない映らない詐欺だったと思うわけですがどうでしょう)
今回購入したのは、BUFFALOから発売されているDTV-S110という機種です。リモコンも付いていて4000円台と、かなりのお手ごろ価格でした。大きさはかなりコンパクトで、横幅は普通の携帯を二つ並べた程度です。
リモコンは最低限のボタンが付いているだけのシンプル設計。ウチのブラウン管はシャープのかなり古いタイプですが、きちんとリモコン登録できています。アダプタは大きいですね。
壁面のアンテナ端子と本体背面のアンテナ部分をつなぎ、同梱のビデオケーブルを使ってテレビのビデオ入力につなぐだけ。ビデオデッキや古いタイプのレコーダーと同じですね。
B-CASカードを裏表間違って挿し、力いっぱい引っ張っても抜けなくてじんわり脂汗をかいたというプチハプニングはあったものの、配線をちょちょいと繋げばさっくり映りました。テレビの設定が擬似ハイビジョンのような、ちょっといびつなアス比だったので、そこの部分のみテレビ側のボタンで調整。液晶テレビに比べて多少の滲みはあるものの、無意味に連発されるテロップや芸能人が大口開けてバカ笑いしているワイプも綺麗に見れます。
唯一気になった点は、チャンネルボタンを押してから画面が切り替わるまでに3秒程度の待ち時間があること。これは地デジチューナー搭載パソコンでも気になっていた点ですが、チャンネルを頻繁にカチャカチャ変える人以外は、特に気にするほど遅いというわけでもないです。逆にカチャカチャ変える人は確実にイラつくわけですけど。
余ったブラウン管テレビを寝室などで活用したいという方や、映れば何でもいいやという方は是非ご一考を。(購入したアマゾンにて現在の価格を調べたら、在庫不足なのか倍の値段になっていました。他の地デジチューナーもそうですが、現在の価格では高すぎなので、購入をご検討の方はもうしばらく様子を見た方がいいです。)
久しぶりに更新しましたが、また何か購入したらご報告します。