リビジョン機能と自動保存を制御するWordPressプラグイン
- 2009-10-31
- WordPress
WordPressには、下書として保存を自動で行ってくれる自動保存機能と、変更の履歴を保存するリビジョン機能があり、万が一ブラウザがフリーズしたり落ちたりしても、ある程度書きかけの記事を復元することが可能になっています。しかし、これらの機能は保存の度にデータベースへの書き込みを行い、記事のID数を増やす原因になっています。
普通に使用する分には便利な機能なのですが、ID番号にて出力するコンテンツがあったり、色々と制御をしている場合、IDが無尽蔵に増え続けるのはあまりよろしくないですし、無駄にデータベースを消費していると思うと気持ちがいいものではありません。そういう時には以下のプラグインで制御してあげるといいです。
リビジョン機能を制御するRevision Control
Revision Controlはリビジョン機能を制御するプラグインです。
- Revision Control
- Download
- 対応バージョン: 4.0 – 4.9.26
- ダウンロード数: 0
- 評価: 5
- 最終更新日: 2018-04-01 4:23am GMT
- ダウンロード先のページからプラグインをダウンロード
- 解凍してフォルダごとwp-content/pluginsにアップロード
- プラグインを有効化
Revision Controlの使い方
設定→Revisionsから各種設定を行います。
投稿とページのリビジョン機能を別々に制御可能。設定できる項目は、使用する、使用しない、Limitの3つ。Limitはリビジョンを何回まで保存するかを決めれる機能で、2~14回まで設定が可能です。
また、投稿画面にリビジョン設定が追加され、投稿毎に設定ができるようになっています。
リビジョンと自動保存機能をオフにするDisable Revisions and Autosave
リビジョンの他に自動保存機能もオフにしたい場合は、こちらのDisable Revisions and Autosaveを使用します。
WordPress Disable Revisions and Autosave plugins
上記ページの『disable-revisions-and-autosave.zip』をダウンロードして、解凍→wp-content/pluginsにアップロードし、使用するをクリックします。特に詳細な設定はありません。
配布ページは、自動保存機能をオフにする『disable-autosave.zip』と、リビジョン機能をオフにする『disable-revisions.zip』もダウンロードできるので、各機能どちからだけオフにしたい場合に使えます。
Disable Revisions and Autosaveを使うと、投稿画面で出るパーマリンクが表示されなくなります。
一旦下書きをして再度編集をすると表示されるのですが、ここが表示されないと面倒な場合もあると思うので、そういう時はこのプラグインは使わない方がいいです。
プラグインを使わないで直接停止する
wp-config.phpに以下を追加。
define('WP_POST_REVISIONS', false);
バージョンアップ時に書き換える必要があるので、プラグインを使った方が管理は楽。